基本情報技術者試験とは?難易度・合格率・勉強時間
ITエンジニアの登竜門。科目A・科目Bの頻出を、AI解説つきで「受かる」状態まで。
基本情報技術者試験の対策をはじめる →基本情報技術者試験(FE)は、IPA(情報処理推進機構)が実施する国家試験で、ITエンジニアの基礎力を証明する登竜門です。2023年以降は通年実施のCBT方式となり、科目A(旧・午前)と科目B(旧・午後)で構成されます。
試験概要
| 実施団体 | IPA(情報処理推進機構) |
|---|---|
| 試験方式 | CBT方式(通年・随時受験) |
| 出題構成 | 科目A:多肢選択 60問/90分 + 科目B:多肢選択 20問/100分 |
| 合格基準 | 科目A・科目B とも 600点/1000点 以上 |
| 主な出題分野 | テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系(科目Bはアルゴリズムと情報セキュリティ中心) |
| 受験料 | 7,500円(税込) |
難易度・合格率・勉強時間
難易度(やや易〜標準)
ITパスポートの一段上、応用情報技術者の一段下に位置づけられる入門〜中級の国家資格です。多くの受験者がつまずくのは科目B(アルゴリズム・擬似言語)で、ここが合否の分かれ目になります。
合格率(約40%)
CBT方式に移行して以降、合格率はおおむね40%前後で推移しています。範囲を「受かる状態」まで仕上げられるかが鍵です。
勉強時間(約50〜200時間)
IT初学者で約200時間、実務経験者で約50時間が目安。1日2時間なら3〜4ヶ月が一つの目安です。
合格に向けた学習法
科目Aは頻出テーマの反復が最短。過去問ベースで「なぜ正しい/誤りか」まで理解する。
科目Bはアルゴリズム・擬似言語に早めに着手し、手を動かしてトレースする習慣をつける。
分野ごとに弱点を可視化し、間違えた問題を繰り返して取りこぼしを潰す。
本番と同じ時間・形式の模試で時間配分を体に入れる。
出題範囲の詳しい内訳(科目A・科目B)
基本情報技術者試験は「科目A」と「科目B」の2部構成です。科目Aは多肢選択60問・90分で、テクノロジ系(基礎理論、コンピュータ構成要素、データベース、ネットワーク、セキュリティなど)が全体の半分ほどを占め、残りをマネジメント系(開発・プロジェクト・サービス管理)とストラテジ系(経営戦略・法務・企業活動)が分け合います。科目Bは20問・100分で、その大半がアルゴリズムと擬似言語、加えて情報セキュリティが問われます。
配点は科目A・科目Bとも1000点満点で、それぞれ600点以上が合格の目安。つまり片方だけ得意でも合格できず、両科目をバランスよく仕上げる必要があります。とくに科目Bは「暗記」が効きにくく、擬似言語のコードを1行ずつ追える力が問われるため、ここが合否の分かれ目になります。
独学のロードマップ(順序と期間の目安)
IT初学者の学習時間の目安は約200時間、実務経験者なら約50時間。1日2時間なら3〜4ヶ月が一つの目安です。順序としては、①科目Aの頻出用語を分野横断で固める→②科目Aの過去問で出題のクセに慣れる→③早めに科目Bの擬似言語に着手し、短いコードのトレースを反復→④科目Bの典型アルゴリズム(探索・整列・再帰・データ構造)を「自分で追える」状態にする→⑤本番と同じ時間・形式の模試で時間配分を体に入れる、という流れが王道です。
よくある遠回りは、科目Aの用語暗記に時間をかけすぎて科目Bを後回しにすること。科目Bは慣れるまで時間がかかるので、学習の早い段階から毎日少しずつ触れるのが近道です。
科目B(アルゴリズム)でつまずかないコツ
科目Bで落ちる人の多くは「読めば分かる」で止まり、実際に手を動かしていません。擬似言語は、変数の値を紙やエディタに書き出しながら1行ずつ実行(トレース)するのが基本動作です。ループでは各周回の変数を表にして追い、配列は要素の並びを毎回書き換えると、分岐やインデックスのミスに気づけます。
探索(線形・二分)、整列(交換・選択)、再帰、スタック/キュー/連結リストといった定番パターンは、コードの「型」として覚えるのではなく、動きをイメージできるまで手を動かすこと。1問あたりの時間も本番で意識し、詰まったら一度飛ばして戻る練習をしておくと安定します。
よくある失敗と、その回避法
①用語の丸暗記で満足する:意味を「自分の言葉」で説明できないと応用問題で崩れます。過去問で「なぜその選択肢が誤りか」まで確認しましょう。
②科目Bを後回しにする:直前に詰め込むと擬似言語に慣れる時間が足りません。早期から毎日少量が鉄則です。
③模試を解きっぱなしにする:間違えた問題を分野別に集め、繰り返して取りこぼしを潰すほうが、新しい問題を解くより合格に近づきます。
④時間配分を練習しない:本番と同じ時間・形式で通しの演習をしておかないと、当日ペースを崩しがちです。
取得する価値とキャリア
基本情報技術者はIT系の登竜門として広く認知され、IT企業の新人研修や採用の目安に使われることが多い国家資格です。合格は、アルゴリズム・ネットワーク・データベース・セキュリティといった基礎を体系的に理解した証明になり、実務でのコミュニケーションや上流工程の土台になります。
さらに上を目指すなら、次のステップは応用情報技術者試験。基本情報で固めた基礎がそのまま活き、学習がスムーズに接続します。ITパスポートからのステップアップ先としても定番で、「まず取っておく」価値が高い資格です。
よくある質問
基本情報技術者試験の難易度は?
国家資格の入門〜中級レベルです。ITパスポートより上、応用情報技術者より下に位置づけられ、IT初学者でも体系的な学習で独学合格が狙えます。
合格率はどれくらいですか?
CBT方式へ移行して以降は、おおむね40%前後で推移しています。
勉強時間の目安は?
IT初学者で約200時間、実務経験者で約50時間が目安です。1日2時間なら3〜4ヶ月程度です。
独学で合格できますか?
可能です。頻出分野を過去問ベースで反復し、科目B(アルゴリズム)を早めに対策すれば、独学でも十分に合格できます。
ITパスポートとの違いは?
ITパスポートがIT全般の基礎リテラシーを問うのに対し、基本情報はアルゴリズムやプログラミングを含む、エンジニア寄りの実践的な内容です。
受験料はいくらですか?
7,500円(税込)です。
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